こんにちは! メディカルアロマセラピスト養成コース講師の簑島美佳です。
暑くなり、レジャーで緑の多い所へのお出かけはもちろん、家にいる時にも蚊やGなどの虫に悩まされる。そんな季節になりました。皆さんは、どんな虫除け対策をしていますか?虫が出ないようにこまめに掃除をしたり、虫除けを使っている方も多いのでは??
市販の虫除けは効果が高い分、化学成分が入っているものがほとんどです。
代表的な化学成分は”ディート”と”イカリジン”。特にディートは毒性があるとして、お子さまに対して使用制限があるなど注意が必要になります。子供に毒性があるならば、大人にも良くないのは確実。できるだけ使用は控えたいですよね。
せっかくアロマを学んでいるならば、忌避作用(きひさよう)のあるアロマで虫除けをしましょう!
今回は、忌避作用の成分とその成分を持つアロマを3つご紹介します。
まず、忌避作用とは。虫を寄せ付けないことを昆虫忌避作用と呼びます。
この作用が高い中でも代表的な成分は、シトロネラール、l-メントール、カンファー、リモネンです。忌避作用を持っている成分がたくさんあります。そして、成分毎にどの虫に作用するかも違いがあります。
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おすすめアロマ その1
ペパーミント
すっきりとした香りで虫を寄せ付けない。夏に使いやすい香り
作用する虫:蚊、ブヨ、蜂など
有効成分:l -メントール、1.8シネオール、リモネン、メントン
注意点:刺激が強いため、乳幼児・妊産婦・授乳中の方・癲癇のある方・敏感肌の方は注意
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おすすめアロマ その2
ユーカリレモン
柑橘を思わせるすっきりとした香り。好き嫌いが分かれにくいため使いやすい
作用する虫:蚊、ブヨ、ダニなど
有効成分:lシトロネラール、シトロネロール
注意点:シトロネロールは蜂が好む香りなので、蜂に対して忌避がある香りと併用がおすすめ
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おすすめアロマ その3
ローズマリー・カンファー
覚醒作用もありリフレッシュさせてくれる香り。疲れている時には少し強く感じることも
作用する虫:虻、ブヨ、ゴキブリなど
有効成分:カンファー、1.8シネオール、リモネン、リナロール
注意点:刺激が強いため、乳幼児・妊産婦・授乳中の方・癲癇のある方・敏感肌の方は注意
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今回は、忌避作用のあるアロマとその成分をご紹介しました。成分によってどの虫に作用するかは違います。その時のシチュエーションに合わせてチョイスしてください。
しかし、自然のものだからといって全て安全なわけではありません。注意点も参考にしてみてくださいね。