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一家に1本持っていたい!無水エタノール

こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島です。秋も本番!日中過ごしやすそうな10月にキャンプの予定をたくさん立てていたのですが、そんな時はいつも雨予報。キャンプの予定がない日はとっても良いお天気でちょっとめげてます…笑 もしかして、もしかすると、雨女なのかもしれないので、今後は雨でも楽しめそうなキャンプ装備を整えていこうと計画中!気分を上げるアロマを持っていこうかな〜

さて、今日は”消毒”でよく使われるエタノールのお話。日常生活でも、サロン業務でも、消毒は欠かせませんよね。消毒に使われる代表的なもの。それがエタノールですが、消毒用エタノールと無水エタノールの違いを知っていますか?

アロマスプレーには無水エタノールが使いやすい!

答え:希釈されているかされていないかの違い

無水エタノールは、その名の通りほぼ水分がありません。すぐに揮発してしまうため、消毒に向いていないとされています。しかし、揮発しやすい性質を利用して、水拭きできないパソコンのキーボード掃除や水の拭き跡が残りにくいという理由から窓ガラスの掃除などにもおすすめされています。水で薄めればもちろん消毒用としても使うことができます。

消毒用エタノールはすでに水分で希釈されている製品で、どの製品もエタノールの濃度は76.9~81.4 v/v%ほど。日本で発表されている殺菌効果の有効範囲になっています。

もちろん、既製品の消毒液を買ってきても良いのですが、無水エタノールがお家に1本あると、いろんなことに使えるので何かと便利!夏には虫除け用に、フレッシュミントを無水エタノールに漬け込みチンキを作りました。私のサロンで使用しているお掃除用の消毒液も、もちろん無水エタノールを希釈したもの。最近では、洗剤もいろんな”専用”のものがお店に並んでいますが、ちょっと知識があるだけで少ない道具で済むので在庫を持たなくて良くなります。

消毒液の作り方

  • 無水エタノール80ml
  • 精製水20ml(劣化は早くなるけど水道水でも可)
  • アルコール対応のスプレー容器
  • 精油20滴分

1、スプレー容器に無水エタノールをいれ、その上に精油を垂らし良く振り混ぜる 2、精製水を入れ、全体をよく振り混ぜ完成

レシピは濃度80%の消毒液になります。精油の濃度は1%程度。シュッとふりかけるだけでアロマの香りが漂い、お掃除も楽しくなりますね。せっかくなので、消毒液におすすめのアロマもいくつかご紹介!

  • ティートゥリー

消毒といえばこれですね!さっぱりとした香りなのでお掃除後にも嫌な香りが残りません。ゴミ箱の匂いが気になる時にもシュッと吹きかけたりしています(消臭作用はないですが、気休め変わります)

  • ラベンダー

こちらも抗菌や抗ウイルスなどの作用があるので消毒におすすめのアロマ。香りで鎮静もでき優しいアロマの代表なので、お子さんがいらっしゃるお家でも安心して使えます。

  • ユーカリ

こちらも抗菌、抗ウイルスなどの作用があります。防虫作用もあるので虫の出やすい箇所に使用すると良いでしょう

  • ヒノキ

実は抗菌、抗ウイルスだけでなく、殺菌作用もあるのがヒノキ。ウッディーなアロマの中では比較的単体でも使いやすい香りですが、他の香りとブレンドするとより馴染みます。

いかがでしたか?無水エタノール自体がとても優秀だし、そこでアロマも楽しめる。ぜひ手作りアロマ消毒スプレーを使ってみてくださいね。

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