食欲が出てくる秋ですが、
お腹のトラブル(便秘や下痢、胃の不調)も増える季節です。
アーユルヴェーダでは、消化の力のことを、
食べ物を燃やし、栄養素や老廃物へと変換する
『火』にたとえて説明します。
体質的に消化力が弱い方が、食事を食べすぎてしまうと、
『火』が消えかかり、消化不良になってしまいます。
逆に、『火』が燃えすぎてしまうと、
食欲が過剰になりやすく、
胃酸の分泌が過剰になったり、
胃が荒れやすくなり、こちらも要注意です。
どちらも、
まずは消化の力を整えることが大切です。
消化の力を整えるためには、
食事内容もですが、食べ方が重要です。
秋はいつも以上に
食べ方に意識を向けましょう♪
- ながら食べはやめる
- よく噛んでゆっくりと味わう
- 冷たい食べ物は避け、温かい食べ物を選ぶ
- 腹7分を心がける
『食欲の秋!』を満喫!!!と食べすぎるよりも、
『味わいの秋』を堪能しませんか?
じっくりゆっくり食事を味わい、
五感を満足させることで、体内のバランスも整います。
お食事前にかじりたい生姜ピクルス
<材料4人分>
- 生姜薄めのスライス8枚
- クミン 小さじ1
- 岩塩 小さじ1
- レモン汁 小さじ1
<作り方>
材料を混ぜる。
<ポイント>
しょっぱい、酸っぱい、辛い、を感じることができる味にしてください。
お食事の20分ほど前に、スライス1~2枚ほどをかじりましょう。
<注意>
消化の火が燃えすぎている方、胃酸過多、胃に痛みがあるときは生姜は控えましょう。
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