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5分程度の触れ合いで愛情ホルモンオキシトシンは分泌される!?

こんにちは。メディカルアロマセラピスト担当講師の田邊です。オリンピックが1年延期の開催が決まりコロナウィルスの恐怖で身体も心もガチガチになっていませんか。そんな今の時期だからこそ、信頼ある相手との触れ合いから幸せホルモンを感じてみませんか。

前回のブログで皮膚に触れること、つまり「タッチング」には心をポジティブに変化させる力の一つC触覚繊維についてお話致しました。もう一つの理由には愛情ホルモンの「オキシトシン」の影響が大きくあります。

オキシトシンは脳の視床下部から分泌されるのですが、もともとは分娩時に子宮を収縮させたり、授乳の際に分泌する女性特有のホルモンです。近年は親子の絆を深めたり、信頼や愛情などを育むといいった、子育てや人間関係で重要な役割をしていることがわかってきました。

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オキシトシンの効果は、 分娩時に子宮を収縮させたり、授乳の際に分泌する 以外にも子供の成長を促したり、穏やかな性格の情緒が安定した子に育ちます。学習力や記憶力の向上にもつながります。また心への影響として、ストレスの減少や信頼感が高まり、愛情が深まります。身体への栄養として、痛みを和らげ、入眠作用やアンチエイジングにも繋がります。

オキシトシンを分泌させるスキンシップ、すなわち手を握る、肩に手を置く、マッサージは少なくとも5分程行うことで分泌されます。触れ合いをやめてからも1時間程度分泌が続きます。また「触られる側」よりも「触れる側」の方により多くのオキシトシンが分泌されることが確認されました。つまりセラピストはトリートメントをしながらオキシトシンを分泌していることになるのです。「相手を慈しむ心」があることがオキシトシンの分泌が高まるポイントです。

メディカルアロマセラピストのお仕事はトリートメントをしながら、お客様、患者さんはもちろんのこと、自分自身も癒せるお仕事になります。そんなトリートメントを学びたい方へ!

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