汚れた布は、洗濯をして汚れをとってからでないと、
美しく染まりません。
アーユルヴェーダの有名な言葉です。
『この症状を治すハーブやスパイスはありますか?』
『この症状を治すために何かできることはありますか?』
などのご質問をいただくことがあります。
*ハーバルアーユルヴェーダは、治療機関ではありませんので、
症状を治療する行為もアドバイスも行えません。
が、例えば目が疲れた時に、
ローズウォーターをコットンに浸して、目の上に置くと楽になる。
などの、アーユルヴェーダの生活の知恵はお伝えできます。
体にいいものを探すよりも
多くの人は、減らすことよりも、
体にいいこと、いいものはないか探しています。
今の状態を良くするサプリメントや食品、
ストレッチ法、お助けアイテム、痛みを緩和するスパイスなどなど。
体にいいものを取り入れる前に、
今の生活の中で余計なことをしていないか、
まずは考えてみましょう。
入れるよりもまず減らす方が、
大抵の場合は結果が早いものです。
アーユルヴェーダのトリートメント
アーユルヴェーダの
「汚れた布は美しく染まらない」と言う言葉は、
アーユルヴェーダの毒素排出・浄化法を表しています。
薬草オイルでのトリートメント「アビヤンガ」は、
ただオイルで保湿しほぐしている訳ではありません。
毒素排出を促し、体内浄化を促進しています。
毒素が溜まった体に、
どれだけ優れた美容エキスを入れたとしても
浸透はしません。
浄化された身体に入れるからこそ、
美容成分が細胞の隅々まで行きわたります。
毎日の生活で毒素のたまりにくい生活習慣を心がけてい人が、
定期的にアーユルヴェーダトリートメントを受けると、
健康と美容が維持促進され続けます。
これが最高のアンチエイジングです。
掃除に例えると、
日々の片付け習慣とゴミ捨てと軽い掃除(毎日の生活習慣)、
定期的な拭き掃除(トリートメント)で、
お部屋はいつでも美しい状態です。
まずは余分を減らしましょう
何か改善したいことがある場合は、
まずは生活の中でその原因となることを減らす方が先です。
例えばダイエットをしたい人が、暴飲暴食をそのままに、
痩せるサプリメントやドリンク剤を飲むよりも、
食事量をほんの少し減らした方がいいかもしれません。
頭痛がひどくイライラが止まらないのならば、
まずは毎晩のお酒を控えてみたら改善されるかもしれません。
食事に関しても、
合わないものを食べていたり、食べ過ぎていた場合、
それを控えた途端に調子が良くなることもあります。
そんな時は、なんとなく、
「もしかして〇〇が合わないのかな?」
「〇〇を食べ過ぎているかな?」
など思い当たったり感じている場合が多いです。
(食後になんとなく胃が重いなど。)
まずは3週間ほど1食品をやめてみて、
体調に変化があるかどうか様子を見てもいいかもしれません。 自分の体質を知る、自分に合う・合わない生活習慣を知って活かして、自分らしく輝く生き方をするために、 アーユルヴェーダの基礎理論はとっても役立ちます。
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