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“抑揚”で心地よさUP?!

こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島です。
あっという間に秋も終わりが近づき、富士山の雪化粧が伺えるようになりました。
これからの季節は寒さで免疫力が落ちたり、乾燥からウイルスが増えやすくなるので日頃から注意が必要ですね。こんな時こそ、アロマの力を借りながら整えていきましょう!

さて、本日のテーマは”抑揚(よくよう)”
抑揚のあるトリートメントは心地よさが格段に上がるので、私も普段から心がけているポイントの一つ。基本ができている方のアドバンス的な要素にはなりますが、抑揚はなぜ必要なのか?どうすれば抑揚をつけられるようになるのか?をお話ししていこうと思います。


抑揚は、英語ではイントネーションと言われ、意味は調子やパターンをあげたり下げたりすること。
本来は話し方や音楽で使われる用語になりますが、トリートメントやダンスなど、表現する際にも使いやすい言葉です。
イントネーションといえば方言が思い浮かびますが、早口だったりゆっくりだったり、強めの口調だったり、優しかったりなど話し方一つでずいぶん印象が変わるものです。それと同時になんとなくリラックスできたり、逆に緊張してしまったりすることもありますよね。

トリートメントでは手が動きや圧の入り加減で抑揚を表現するのですが、ゆっくりと揺らされているような動きを想像していただくとわかりやすいかと思います。
最近では、SNSなどでトリートメント風景を多く見かけますが、抑揚のある動画は見ているだけで気持ち良さが伝わってきて眠気が出てくるのに対し、単調なセラピーだと気持ち良さそうだけれど物足りなさを感じてしまうこともあります。

感覚で言うと、セラピスト自身がその空間や時間に酔って瞑想状態に入るような、そんな感覚陥る時に最高の抑揚がついてきます。「平気かな?」「気持ちいいと思ってくれているか心配」など、施術に集中できていない時には心地よい抑揚がつけられなかったり、抑揚がわざとらしくなってきてしまい、せっかくの技術が活かせなくなってします。

抑揚にはセラピストのクセが出やすいので、個性を出すのにもピッタリ。ただ、リラックスやリフレッシュなどそれぞれお客さまのご要望パターンによって抑揚も少しずつ変えてあげると良いでしょう。

この抑揚は初めからできる方もいますが、大半の方が最初は手技を正確に行うことに気持ちが向くためどうしても単調になるもの。焦らなくても大丈夫です。何度も繰り返し練習することで、余裕が生まれて抑揚を取り入れやすくなります。

あなたの気持ちをトリートメントに込めて、お客様へ届けちゃいましょう!!

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