BLOG

セラピストの心得

こんにちは!メディカルアロマセラピスト養成コース担当講師の簑島です。
先日、久しぶりに風邪をひきました。熱もだるさもなく、ただただ鼻水とくしゃみが出たのでアレルギー?だったのかもしれませんが、セラピーをしている時はもちろん、接客中も鼻声だったりいがらっぽさがあるとなんともやりづらく、健康のありがたみを久々に感じました。
そんな時のお助けアロマはティーツリーとユーカリ!スッキリとした香りが鼻を通してくれ、ムズムズ感も軽減してくれました。殺菌作用もあるので吸入法で鼻を潤わせるのがおすすめです。風邪の引き始めや、乾燥が気になるときにお試しくださいね。

さて、今日はセラピストの心得についてお話しさせていただきます。

セラピストは”癒しを施す人”のことを指します。一般的にセラピストと聞くと心理セラピストが思い浮かぶ方が多いので、アロマセラピストとか、フィジカルセラピストという言葉を使うとイメージしやすいようですが、心にも体にもアプローチできるのがアロマトリートメントなので、アロマセラピストさんは「アロマを用いて、心と体の癒しを施す人」。
このストレス社会になくてはならない存在だな〜と常々思うので、もっともっと素敵なセラピストさんに増えて欲しいですね。

そんな、人の癒しをお手伝いするセラピストさんは、自分よりも他人を重きに置く方がダントツで多い(そうでない人に出会ったことすらないかもしれない)。サービス業なのでサービス精神があって当たり前なのですが、自分をすり減らしてまで人に与えるのはおすすめできません。

体的にも心的にもです。

お客様が強い圧が好きだからといって、手が辛くなるのを我慢し続けてまで行う必要はありません。それで手が腱鞘炎になって続けられなくなったら、そのお客様もお気に入りのセラピストがいなくなって困ります。

お話が好きなお客様。施術後も雑談が続いてしまい、休憩が取れないまま次のお客様がご来店。気持ちの切り替えができきれず次のお客様に思うようにセラピーができなかった、なんてということもあり得ます。

どちらもセラピスト自身をすり減らしてお客様へ癒しを与えたがゆえに起こってしまう負の連鎖。

1つ目の場合は、そもそもそんなに強い圧を好むお客様の体が心配なので、カウンセリングや施術中のお話の中で調整していくと良いでしょう。それでご納得いただけなければ、自分を守るためには対応が難しいお客様として手放しても良いはず。
2つ目は、事前にボーダー時間を決めておき、その時間になったら次のお客様の準備がある旨伝える勇気を持ってくださいね。休憩だってお客様を癒すための大切な準備時間ですから。

セラピストが幸せだからこそ、お客様を幸せにしてあげることができるのです。

施術料についてもそうです。
ご自分でサロンをする方は、どのくらいいただいたら自分がハッピーでいられるか、不満なく奉仕できるかを基準に決めると良いです。リラクゼーションサロンに勤務する方は、いただいたお給料で次も頑張ろうと思えるのか、自分が機嫌良く生活できるだけいただけているのかを基準にしてくださいね。

”やりがい”だけでやっていくには限度があり、期限もできてしまうので、常に自分のできる範囲というのを心の面も体の面も決めておいてください。

セラピストという素敵な職業。いつまでも楽しく続けていきましょう!!

関連記事

PAGE TOP