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セラピストにとってのからだづくり

こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島です。「今年花粉症デビューした」という話を最近よく聞きます。まさか私が?!という方も多いみたいで、明日は我が身だとビクビクしている今日この頃です。花粉症やアレルギーにはデトックスが一番!身体からいらないものを出し続けること、さらには不要なものを入れないことも徹底していきたいですね。スッキリ系のアロマが役に立つので、ぜひお供にしてくださいね。

さて、今日はセラピストにとって体づくりがどれだけ大切かということをお伝えします。
セラピストのお仕事に興味がある方で、「なんで体づくり?」と思われた方はぜひ読んでいただきたい内容です。

アロマセラピーは癒しのイメージがあると思いますが、実は癒しを提供する側はガッツリとした体育会系。かなりな体力と精神力が必要なお仕事です。

アロマトリートメントはオイルを使ってお客様のからだを整えていくので他のセラピー以上にタッチングが重要。
タッチングとは、手の触れる感覚や皮膚の上を動く速さなど、てで触れることによる癒しのことです。
このタッチングを心地よく行うためにはしっかりとした体幹を作りをした上で土台(脚)から身体を動かしていくことが大切。手だけを動かすのでは心地よいタッチングができないし、セラピストの身体に変な負担がかかりやすい。
脚で踏み込むこと、姿勢を正しておくことこれらはセラピーを上達させるコツになります。

セラピスト養成コースを受講される方の9割はセラピー自体が初めて。更にはアロマトリートメントを受けたことないという方も多いので、2日間の実技講習では覚えることがてんこ盛りなのですが、よくある感想で『今までしたことのない身体や手の動きで覚えるのが大変だった』というものがあります。
手の向きや身体を動かす方向、どこまで触っていくかなど、最初のうちは頭で考えて身体へ指令を出して動きを覚えていきますが、そもそも頭で理解できないという方もいます。そんな中正しい姿勢を作ることはとても大変です。
みなさんを見ていると、もともと基礎的な体力や身体づくりができている方は自然と知らない動きでも体が動いてくれるので、上達が早いように思います。

特に体幹(腹筋)、足の体重移動、股関節の柔軟性を普段から意識して高めておくと上達も早くなるし体を壊しにくくなる。簡単なストレッチでもいいし、ヨガやピラティスなどで呼吸も整えられるとなおGOOD!

特に肩に力が入りやすく肩こり、首こりを持っている方。股関節が硬く腰痛を持っている方は要注意。セラピーの勉強とともにご自分の身体を整えることもしてあげてくださいね。

また、受講時に思うように身体が動けなかったという方も、気づいていないだけで身体に無理な負担がかかっていたのかもしれません。練習に入る前に、5分でいいのでストレッチしてみてください。きっと、いつもよりも気持ちが良いと言われるトリートメントができるはずです。

長くなりましたが、セラピストの身体が整っている事で
・タッチングが安定して気持ちの良いトリートメントが行えるようになる
・セラピストの身体に負担がなくなる
・体力がつくので、続けてセラピーをしても疲れなくなる
などなど、いい事づくめなのでぜひ、ご自分の身体づくりにも目を向けてみてくださいね。

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