こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島美佳です。
みなさんは、アロマの注意事項をまじまじとチェックしたことがありますか?オンライン講座でも実技の講座でもお話はしますが、実際どのくらいの方が理解されているかな?と思ったので今回はこのお話です。
アロマは植物の成分を凝縮したオイル。自然のものだからこそ刺激が強かったり、成分に毒性があったり。使用が制限されるケースもあります。敏感になりすぎるものよくないですが、知っておくのはとても大切!! ということで、今回はよく使われているけど注意が必要となるアロマを4つご紹介します。
ローズマリー
すっきりとした香りが集中力UPさせ、認知症予防にも役立つ香り
注意:乳幼児、妊産婦、授乳中の人、高血圧、癲癇の人
ホルモンに似た働き、血行促進などが上記の場合に懸念されます。また、ケトン類を含むため神経毒性も有
ペパーミント
夏に大活躍、前回の虫除けアロマでもご紹介した香り
注意:乳幼児、妊産婦、授乳中の人、癲癇の人、敏感肌
こちらも血行促進、ケトン類を含むため神経毒性も心配されます
ジュニパーベリー
お酒のジンの香りづけとして使われているアロマ。スパイシーでクセになる香り
注意:妊産婦、授乳中の人、腎臓疾患の人、敏感肌
腎臓に働きかけることで利尿作用を促すため、現在はもちろん、以前腎臓病を患ったことのある方も注意が必要とされます
グレープフルーツ
万能な柑橘系の一つ。さっぱりと夏にも使いたい香り
注意:光毒性有、敏感肌、投薬中の人
光毒性有、敏感肌、投薬中の人は注意。また、睡眠薬・気分安定薬・抗てんかん薬・抗不安薬などを服用中の場合、薬の効果を必要以上に高めてしまう恐れがあるため注意が必要
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いかがでしたか?よく使用されるアロマから見落としがちな注意点をピックアップしてご紹介しました。禁忌とされているもの、注意が必要なものなど含んでいる成分により細かく分かれており、これ以外のアロマにも注意点は存在します。
低濃度であれば問題ないことや、体調が整ってれば大丈夫なことも多いため、すでに使っている場合でも反応がなければ問題ありません。ただ、使用を続けることにより成分が体内に溜まってしまうこともあります。
自分やご家族に対してはもちろん、お客さまに使用する場合には特に何かあってからでは遅いため、事前にアロマ毎の注意点をチェックしておくことでお互いに安心してセラピーを行うことができるでしょう。
安全に楽しくアロマを使用してくださいね。