BLOG

自宅サロンを開くのは難しい?

こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島です。
11月も中旬になるとこんなにも寒くなるのか!というくらい一気に冷え込みましたね。先週撮った写真を見ると半袖なのに、なんとも言えない気分になります。
冷え性の私にとって冬は冬眠の時。自宅に篭りがちですが、今年は年末までワークショップの予定があったり、サロンもホクホクで楽しく過ごしたいと思います!

夏のWSの様子

先日の講座で、「自宅サロンを開くのって難しですよね?賃貸契約だから家で開業できないんです」という質問?をいただいたのでその答えをお話ししたいと思います。

これ、確かに難しいけど、サロンを開くこと自体は簡単です。だって、開業届を出して場所を準備するだけだから。整骨院や美容室は国に定められた基準があるため、簡単にはお店を出せませんが、リラクゼーションサロンにはそれらの基準というものがほぼありません。
この部屋をサロン部屋にしよう!と決めれば、マンションやアパートの一室でもサロンになります。
だからなのか、ここ数年で個人のリラクゼーションサロンがグッと増えました。自分の好きな時間に、好きな場所で、好きなだけ、好きなスタイルでセラピーを提供できる。環境さえ整えればOKなのです。

確かに賃貸契約の場合は金銭を得る営業ができません。他にもご家族がいるから家が片付かない、知らない人をお呼びするのが気が引けるという方もいます。
しかし、正直なところ、トリートメントの学校を卒業して資格をとったとしても、”経験値”がない状態でサロンを開いて運営は続けられるのでしょうか??ここが一番難しいところだと思います。

きっと、経験値がない状態で看板を出して広告を打っても、リピーターさんがついてくれる可能性は低いと思います(人によってはそれでうまくいっている方もいますが)。
何が言いたいかというと、サロンという形を作るよりも、もっと人に触れる機会を作って腕を磨きましょうということ!そうすることでご自身の自信にも繋がりますよね。

じゃあどうしたら良いのか。まずはモニターやモデルさんを募集して経験値を上げること。
それならあくまでも練習としてきていただくため営業にはならず、賃貸契約の自宅でもとりあえずできますよね。
そして、最初は無料でも良いですが少し手慣れたら(あくまでも儲けは出ないくらい)材料費程度はいただくのがおすすめです。なぜかというと、モデルさんも無料は気が引けるから。お菓子を持ってきてくれたとか、ご飯をご馳走してもらったとか、セラピストさんが思っている以上のものを持ってきてくれる方も多いです。
料金を提示されていると頼みやすいし、気を遣わずにお客さんとしていける。そして、セラピストさんはお金をいただくのでより真剣になれます。←ココとても大切です!
擬似営業をうまく作り上げるのです。

これらで経験値を上げて自信がついてきたら、正規の値段を決める。そうすると月間の売り上げ予想が立つので場所を借りるか、レンタルスペースにするか、出張で行うかなども自然と決まってくると思います。

ここまでの流れを大変と捉えるか簡単と捉えるかは個人差が出ると思いますが、今の仕事を辞めずに、または育児をしながらで開業を目指す場合は特に”形にとらわれず、一歩一歩”が大切なのかなと思います。

私も自宅サロンを営んでいますが、なかなか集客は難しいと感じていますし、できるだけ大変な思いはしたくないと思いながら日々試行錯誤しています。少しでも一歩踏み出そうとしているみなさんの参考になっていただけたら嬉しいです。

関連記事

PAGE TOP