こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島です。先日、11月のセラピスト養成コースが修了しました。毎度ですが、本当にあっという間に時間が過ぎてゆく。2日間で全身トリートメントを習得するのはとても大変ですが、みっちり学べてやりがいがある!学んでゴールではなく、学んでからがスタートです!個性に合わせてアロマを伝えて欲しいと思います。
今日お話ししたいのは、意外と質問の多い「スクール卒業後にどう活動していったら良いか」という質問について。せっかく学んだこの知識を使って、今後セラピストとしてやっていけるのか心配になりますよね。そもそもみなさんがセラピストになろうと思ったきっかけを聞くとざっとこんな感じ。
- 昔から家族の肩揉みをしていて、喜んでくれたのが嬉しかったから
- 病気の家族を元気にしてあげたいから
- 自分が体調を崩した時にアロマやセラピーに助けられたから
- 疲れた時にトリートメントや整体などを受けることで癒されたから
- 激務な今の仕事を見直して、好きなことをしたいと思ったから
- 薬(や西洋医学)では補えない部分を治癒力を高めることで癒したいと思ったから
- 病気の前段階である未病のうちに体調を改善する方法を学びたかったから
などなど…1つの項目でも何人もの方が同じことを言ってるものも多数あります。
それほどみなさんいろんな想いを持ってセラピストになろうと学びを始めるのですが、実は学んだ後にどう活動し始めるかが難しいのです。活動の仕方は大きく分けて2つ、それぞれの利点と考慮すべき点をご紹介します。
まずは個人で活動する方法。いわゆる開業です。趣味の範囲で活動したい方、今の仕事や生活スタイルを崩さず空いた時間を利用して活動したい方、自分の形でセラピーを人に伝えたい方におすすめなのはこれ。趣味の範囲から個人サロンの開業まで様々で、ご自分をしっかり表現できる方はどんどん伸びていきます。しかし、接客はもちろん集客から経理まで全て自分で行う必要があるので、セラピー以外の学びもしなければなりません。
一方、リラクゼーションのお店で働く方法。お店の研修制度を利用して学ぶことができ、そのまま接客ができるので実践的。応用の技術が身につきやすいというのが魅力的です。しかし、スクールで学んだとしても実務未経験で雇ってもらえるお店が少ない点、そのお店の方針や施術法を守らないといけないので本当にご自身が伝えたいセラピーができないこともあります。何より、新しい仕事で生活リズムが変わるのも大前提考慮すべき点ですね。
どちらも良い点、考慮すべき点があるので一概にこちらがおすすめ!というものはないのですが、私はセラピストとして活動を始める際、手っ取り早くお店に勤めました。元々自分でやりたいと思っておらず、どこかに勤務するのが当たり前だと思ってそうしたのですが、おかげで1年に1000件以上のセラピーをさせていただくことができ、会社の研修で整体やリフレなどたくさんの技法も教えてもらえました。体力的にはきつかったですが、同僚にもお客様にも恵まれたので楽しかった思い出です。
今は自分のサロンで思い通りのサービスをさせていただいているのでストレスなく楽しんでいますが、その反面一人で全てこなすのは大変ですし、孤独に感じることもあります。そんなに人を巻き込むタイプではないので、お店に勤めて経験を積んだから今があるなと思う部分もあります。
せっかく夢を叶えるために学んだ技術を人に伝えるなら、自分が楽しくてウキウキできる方を選んで欲しいと思います。
それぞれの利点を考慮して、ご自分にあった方法を見つけてくださいね。
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