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セラピーでよく言われる”体圧”について

こんにちは!メディカルアロマ講師の簑島です。とうとう10月に入り、2023年も残すところあと3ヶ月。この期間にどんなことをしたいですか?2023年のうちにやっておきたいこと、24年に向けて準備したいことなどを考えておくと、楽しく過ごせるのでおすすめです!ちなみに私は、年末までに早起きを徹底したいと密かに思っています(笑)目標は6時!それぞれの目標を元に頑張っていきましょう♡

さて、本日のお話。皆さんは、”体圧”という言葉を聞いたことがありますか?もしくは”体重圧”や”自重圧”。これらは、自分の体重で圧をかけることを意味していて、セラピーではとても重要なポイントでもり、「永遠の課題」と言われてます。(←初めて聞いた時大げさと思ったけど、ほんとに永遠の課題だと今は思います)

なんでわざわざこの話をするかというと、セラピストさんがお客様のお体に触れる際、身体や手で圧をかけると思いますが、筋肉を硬くして「力任せ」にグッと圧を入れる方がまだまだ多いから。

これにはデメリットしかありません。

  • 自分が疲れてしまう   → 筋トレしている状態になってるから疲れる
  • お客様も揉み返しやすい → 力で押すから筋繊維を痛めやすい
  • お客様がほぐれにくい  → 力で押されると、無意識に防御してお客様の身体も力む

ざっと例を出しただけでもこんなにあります。自分が疲れてしまうのはともかく、お客様が揉み返しを感じてしまったり、ほぐれていないと感じるとリピートにも繋がらなくなってしまいますよね。

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じゃあ、体圧はどうやってやるのでしょう?それは、自分の姿勢(骨格)を正すことでお客様のお身体に自分の身体を載せる(寄りかかる)感覚。筋力は必要最低限で無駄な力を使わなくて済むので、セラピスト自身も疲れにくい(最初の体力作りができるまでは疲れます)。そして、セラピストの体が壊れにくい!!そしてそして、お客様がリラックスして心地よいと感じる〜!!こんなにいいことたくさんなのです。

でも、言葉ではこんなに簡単なのにほんとに難しい(だから永遠の課題なのですね)。セラピー中も、ちょっと気を抜くと姿勢が崩れる。だから講座では姿勢についてしつこくお伝えしています。癖を直すってかなり大変だから、最初が肝心。

こんなに体圧サイコー!って言っていますが、実はこの体圧では、物足りないと感じる方もいらっしゃるんです。その理由は、①力任せなセラピーに慣れている②生活習慣が偏りすぎなどから”力に対して鈍感になってるから”。いわゆる強圧好きな方はこれに当てはまる方が多いです。私も新人セラピストの頃、かなりな強圧好きな方に当たってしまい、泣きながら頑張った(が、結局先輩と交代になった)記憶があります。後から先輩に聞いたら、その方はかなり偏食で生活習慣も結構なもので先輩がセラピーするのも大変だったと聞きました。(ラスボス級って言ってた)

鈍感になった方へは、もちろんその場ではできるだけ気持ちよくなっていただくために対処します。そのための日々の練習も必要。でも、自分の身体が壊れるほどはしなくて良いし、お客様のご要望が一般的ではない旨気づいてもらうのも大切だと思います。意外と「この強さはお身体に負担ですよ」などをお伝えすると、改善しようとしてくださる方も多いですよ。これぞ信頼関係の構築ですね^^

少し話が逸れてしまいましたが、体圧というのはお客様もセラピストも守るセラピーの基本だということをぜひ知っていてください。みんながハッピーになるトリートメントができるセラピストが増えるよう、これからもお伝えしていきます!

最後までお読みくださりありがとうございました!

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