こんにちは!メディカルアロマ 担当講師の簑島美佳です。
香りの成分を凝縮した”精油”は肌に直接つけることができません。そして、油なので水にも溶けません。植物油や親油性のあるエタノールに溶かして使うのが一般的です。
そんな植物油は「キャリアオイル」「ベースオイル」と呼ばれますが、精油と同じように違う植物から採られた油なので成分はもちろん、質感や色も違ってきます。
今回は、当校で使用しているキャリアオイル3つをご紹介します^^
【ホホバオイル】当校では精製されているものを用意しています。種から採られたオイルで、液状ワックス類に分類されます。浸透性がよく、3つの中で一番サラサラとしています。酸化しにくいのも特徴の1つです。
【スイートアーモンドオイル】サロンやスクールでよく使われている、最初の1本におすすめのオイルです。低刺激で比較的酸化しにくいので扱いやすいオイルです。しかし、ナッツアレルギーの方には注意が必要です。
【セサミオイル】抗酸化物質であるセサミンを含むため、比較的酸化しにくいと言われます。そのほか、ビタミンやミネラルが豊富で無臭なので使いやすいです。3つの中で一番こってりしているため乾燥肌の方におすすめです。
最初は使用感の違いが分かりにくいですが、使っているうちに肌質に合ったキャリアがわかるようになります。講座では、3種類全てを使って使用感の違いを実感してもらいます。
どれも酸化しにくいオイルと言われていますが、開封から2〜6ヶ月ほどで使い切るようにと記載されているものがほとんどです。お肌に使うものなので酸化したものは避けたいですよね。ご自分で揃える場合、最初は小瓶のものを揃えてその日の肌の状況によって使い分けするのがおすすめです。残ってしまったら、お肌に使用しないアロマクラフト作りや、キッチンの油汚れのお掃除に使用してみてはいかがですか?
精油だけでなく、キャリアオイルにもこだわってみてください^^
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