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メディカルアロマセラピーとアロマセラピー

こんにちは。メディカルアロマ講師の簑島です。先日、今年最後の実技講習が修了しました!2日目のお昼に熱い想いを語り合って、受講生と泣いてしまうという感動的なハプニングもあり、今期も燃え尽きました〜 回を重ねるごとに熱くなる講座。そのうちみんなに引かれないか心配ですが、これも素敵な受講生の皆さんのおかげだと思います♡今期後受講の皆さま、お疲れ様でした^^講座の様子はまた次回

そんな今日は、先日もお問い合わせをいただいた「メディカルアロマセラピーはアロマセラピーと違うのか?」についてお話しさせていただきます。

まず、メディカルアロマセラピーとは『香りによる心地よさや癒し効果に加え、精油が持つ薬理作用などに着目し、西洋医学ではフォローしきれないメンタル面や不定愁訴などに対し、精油を用いて総合的にケアをする芳香療法』のこと。
メディカルという言葉がついているだけあって、医療の視点でアロマを使用していくということなのです。

それに対してアロマセラピーは『人間の心や身体に全体的に作用し、ホリスティック(全体的)に働きかけて、人間が本来持っている自然治癒力を引き出していく自然療法』とされています。

アロマセラピーの目的は以下4つ

  • リラクセーションやリフレッシュに役立てる
  • 美と健康を増進する
  • 身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
  • 身体や精神の不調を改善し健康を取り戻す

これらが示すのは、アロマセラピー自体が自然治癒力を上げる自然療法であるということです。

メディカルアロマはアロマセラピーを統合医療の視点から使用し、西洋医学では補えない部分をフォローするというもの。そのため、特別なアロマの使用法をしているわけでも、特別なアロマを使用するわけでもありません。
強いて言えば、メディカルグレードの精油を使用することでしょうか。しかし、最近では一般的なアロマセラピーにもメディカルグレードの精油が使用されていることも多いので、その限りではないように思います。

統合医療とは、西洋医学をベースに代替医療や伝統医学をバランスよく組み合わせて補完していく医療体系のことで、患者一人ひとりの心身の状態に合わせた統合的な治療とケアをしていくものとされます。

メディカルアロマはこの中の代替医療に分類されているため、より深い知識が必要とされるのです。

当校のメディカルアロマセラピスト養成コースでは、全身のアロマトリートメントの実技の他に、座学ではアロマの知識やハーブのこと、解剖学、心理学、症状に合わせたアロマの使用法(クリニカルアロマ)など幅広い分野を深く学んでいきます。

医療現場や介護現場でアロマを使ったケアをしたい方はもちろん、アロマセラピストとして活躍したい方もせっかくアロマで人を元気にするならば、ただ癒しを目的にするのではなく、その方に合わせた健康へ導けるように深い学びを持つことをお勧めしたいと思います。

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