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【卒業生の声】Kさん

こんにちは! メディカルアロマセラピスト養成コース講師の簑島美佳です。

講座の初め、自己紹介の時に”アロマを学ぼうと思ったきっかけ”を毎回聞くのですが、ほとんどの方が「香りで癒されて不調を改善できた」という実感を持っています。海外では医療として処方されるほどアロマは人に作用するということを実感しているからこそ学びたいと思えるんですね。セラピストとして活動したい方はもちろん、医療の現場でも更なるケアとして取り入れたいという方の受講が多いのも印象的です。

そんな今日は、現在ホスピスで管理職をされているKさんへのインタビューをご紹介します。現場で働いていた時から学びは始まり管理職になった現在。それぞれの視点での貴重なお話を聞くことができました。

 

(写真右前)実技講座修了時のKさん

 

Q このセラピーを学んだきっかけを教えてください

ホスピスに勤務しており、人生の最終段階にある方へのケアとして実践的に使えるようにと受講を決めました。実は3年前までは病院の緩和ケア病棟に勤務していたのですが、その時にアロマを使ったケアをしていました。当時はアロマの理論等はわかりませんでしたが、患者さん達をみていたので身体と気持ちの辛さに対して良いということを知っていました。

 

Q アロマを実践的に使うところから始まっていたのですね。実際に学んでいかがでしたか?

座学はオンラインなので自分のペースで学べるところがよかったです。ただ、自分のペースで学べる分モチベーションが下がらないようにするのも仕事をしながらだと大変でした。

実技は2日間集中でしっかり学びましたが、再受講で練習できるという安心感がありました。学ぶことは多いので再受講があるからこそちょうど良いボリュームだったと思います。※再受講は実技修了後1年間

 

Q しっかりと学んでいただけたのですね。今は管理職になられたということですが、アロマはどのくらい使っていますか?

プライベートで自分自身のために芳香浴や、アロマ製品(石鹸やバーム)を使っています。猫がいるから大々的に使えないのが残念です。また、定期的にサロンに通ってアロマトリートメントを受けてメンテナンスをしています。

 

Q トリートメントを受けることで忘れないようにしているんですね。今の活動や今後の目標などあれば教えてください。

スタッフにアロマに興味ある人がいるから伝えやすい環境なので、スタッフがアロマを使ったケアができるような体制づくりを管理者として行なっていくところです。自分が現場にいる立場だと上司にアロマを取り入れてもらうように話すのがなかなか難しい場合も多いので、管理者だからできることだと思います。

あとは、願望レベルですが自分のサロンを開設してトリートメントやカウンセリングに役立てたいです。緩和ケア勤務の頃に癌の患者さんの相談をしていたのですが、保険の関係で回数の縛りなど規制があったので、それらに囚われずにアロマと絡めたカウンセリングをやりたいと思っています。

 

Kさん、ありがとうございました。ホスピスにアロマが取り入れられるのが楽しみです!

 

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